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過酷な条件下でも高い接触信頼性を有する防水タイプの検出スイッチ  アルプス電気は21日、水気など過酷な条件下でも接触信頼性が高く、かつロングストロークの防水タイプ検出スイッチ「SPVQ4シリーズ」を開発、5月上旬からサンプル出荷を開始すると発表した。 サンプル価格は210円。07年1月には、コンポーネント事業部古川工場（宮城県古川市）で月産200万個の生産を予定。 新製品は、車のドアやトランクの開閉検知、ドアのロック／アンロックなどの検知用および家電、そのほかの水まわりで使用する機器のメカニズム検知用など、幅広い用途に対応する汎用のスイッチとして開発したもの。固有の精密加工技術を応用することで、固定接点を両側から挟み込むクリックタイプの両面しゅう動接点構造を採用。これにより、チリ、ほこり、振動や衝撃に強く、高い接触信頼性を実現した。 しゅう動接点のセルフクリーニング効果により絶縁皮膜が破られるため、微小電流での高信頼性を確保している。さらに、スイッチのノブ部分を含む上部でゴムを覆い、水の内部への浸入を防ぐことにより、高い防水性を実現した。 トータルストロークは2.7ミリメートル、オーバーストロークは2.0ミリメートルを確保。従来のバット接点方式検出スイッチと比べ、約1.5倍のストロークがあるため、操作位置の累積誤差が大きくなりやすい駆動メカニズムにおいて、使い勝手の良さで設計に貢献する。 耐水性能は、IP67を満足。操作時の動作音がなく、静音性にも優れる。 |
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