電波プロダクトニュース
050418_04
ポータブル機器に最適なミックスドシグナル半導体集積化技術 英ウォルフソン社は、ポータブル機器向けに、アナログ信号とデジタル信号を混載するミックスドシグナル半導体の集積化技術「Audio-plus」を発表した。 年内に、同技術を用いて、パワーマネジメント機能を搭載したオーディオコーデック半導体を出荷開始する。 同社は、オーディオコーデック技術をコア技術とし、製造拠点を持たないファブレスのミックスドシグナル半導体メーカー。 ポータブルオーディオや携帯電話、デジタルカメラ、ゲーム機、そして液晶テレビなど、民生機器向けを中心として、製品を出荷する。 04年の売上高は、米アップル社のiPodをはじめとした携帯デジタルオーディオでの採用が進み、前年比58%増の1億1900万ドルと、大きく業績を伸ばす。 トップ3入りめざす 日本市場の売上高も、デジタルカメラや高機能複合機向けが堅調で、前年比約3倍となる1991万5千ドルと、市場での地位を確立しつつある。 このほど来日したディビッド・ミルヌCEOは「現在の成長率を維持して、3-5年以内にファブレスミックスドシグナルの半導体サプライヤとして、世界のトップ3(現在は7位)に入ることが目標である」と語った。 発表した集積化技術は、より多くのアナログ回路を1チップに搭載する技術。年内に出荷予定の製品は、Hi-Fiオーディオやタッチパネルインターフェイス、音声コーデックといった従来機能に、パワーマネジメント機能を追加したものになる。 1チップ化により、機器の小型化に貢献するだけでなく、ミックスドシグナルICに最適な電源供給を、回路設計なしで実現でき、低消費電力化、低コスト化もメリット。 小型・低消費電力化 |
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