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7物質の使用全廃、低価格で実装面積50％以上削減の絶縁型DC-DCコンバータ  TDKは、小型・軽量、低コスト、高信頼性、環境保全をコンセプトに、絶縁型DC-DCコンバータ「CC-Eシリーズ」を開発した。全136モデルを品揃えし、汎用性を高めていることで、コンピュータ、通信、産業機器全般に使用。生産は、関連会社のTDK由利本荘。7月までに全機種が出揃う。サンプル価格は850円（1.5ワット品）―3520円（25ワット品）。 新製品は、トランスコアに低損失の新たなフェライトコア材を用い、トランス設計を最適化。また、搭載部品の小型化を推進するなどで、現行品のピン配置を変えずに最大50%以上の実装面積の低減を実現した。大容量品では６層基板を使用し、プリントコイルを採用するなどでの小型化を図っている。 回路方式には、小容量品にRCC方式、大容量品にフォワード方式を採用し、部品選定の最適化などで、現行品に比べ30%の低価格化を実現した。さらに、低コスト生産を目指し、生産リードタイムの短縮を徹底してデリバリを配慮。 信頼性、安全性の面では、出力用コンデンサに電解コンデンサを使わず、同社の大容量積層セラミックコンデンサを使用。一方、入力部分には回路保護素子（ヒューズ）を内蔵した。 環境関連では、RoHS指令の規制対象6物質にPVCを加えた7物質の使用を全廃。回路基板には、ハロゲンフリーの銅張積層板を採用した。 リモートコントロール回路、自動復帰型の出力短絡保護回路、出力電圧可変機能（10ワット以下）を内蔵。マイナス40―プラス85℃の高温度範囲を実現し、出力電圧の設定精度が±3%と高精度要求に対応する。 端子と基板の接合には、新工法（特許出願中）を採用し、DIPとSMDが可能。 入力電圧は5、12、24、48Vの4種類。出力は1.5、3、6、10、15、25ワットで、それぞれ4種類の出力電圧の仕様。 |
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