電波プロダクトニュース
050412_03
ギガヘルツ帯のノイズ対策用フェライトコアと13.56メガヘルツRFID用磁性材シート 森宮電機は、ノイズ対策製品として、ギガヘルツ帯に対応したノイズ対策用フェライトコア「ハイパーフェライト」、13.56メガヘルツ 帯RFIDシステム(ICタグ)用磁性材シート「フレクソン」を開発。サンプル出荷を開始した。 フェライトコアは、数100メガヘルツ-ギガヘルツ帯での不要放射抑制を可能にしたもの。多芯ケーブル全体が、コアを通過するコモンモードチョークとしての使用では、ハイスピード信号には影響を与えず、不要放射成分だけ除去できるノイズ抑制が得られる。 従来のキロヘルツ-メガヘルツ帯をカバーするフェライトコアとの併用によって、これまで得られなかった超広帯域での不要放射抑制が可能になる。 クランプ式は、一体成形方式に比べ、廃棄時の分別、リユースも可能で、エコ商品として採用され、用途は各種接続ケーブル。 一方の磁性材シートは、金属面とICタグの間に同シートを挿入することで、磁界が金属面を通過しないようにバイパスするもの。これによって、金属面に交流磁界のうず電流を発生させなくする。 アスペクト比が大きい磁性合金フレークを、ハロゲンフリーのゴムバインダに高充填。UL94V-0相当の難燃性に加え、高性能磁気特性を実現する。 標準のシート厚みは、0.25ミリメートル。指定寸法での抜き加工や、長尺ロールでの納入も可能である。 |
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