電波プロダクトニュース
050325_02
高リプル性能の基板自立型アルミ電解コンデンサー 松下電子部品は定格リプル電流最大5.22Ar・m・s・の業界最高の高リプル性能を実現した基板自立形アルミ電解コンデンサー「TS-EEシリーズ」を開発した。 白モノ家電、デジタル家電などの電子機器の電源平滑用コンデンサーで求められている小型、長寿命、大電流を実現。4月からサンプル出荷を開始し、5月に月産百万個で量産を始める。サンプル価格150円〜/個。 低ESRで高温下でも劣化が少ない新開発の高耐熱新電解液を採用し、業界最高の耐リプル性能を実現した。定格リプル電流は同社従来品比最大1.5倍の5.22Ar・m・s・(120Hz、105℃)。高耐熱新電解液と高耐熱新化成法による新電極箔を用い、従来品で105℃二千時間だった保証寿命を105℃三千時間保証に長寿命化した。 耐リプル性能の向上により体積を同社従来品比約50%減にし、同社従来品に比べ2ランク小型化した。使用員数も同社従来品比3分の2に削減。設置面積の縮小が可能となり、電源回路の小型化、員数削減が図れる。 定格電圧範囲200-250VDC、静電容量範囲220-1800μF、サイズφ22×L25ミリ-φ35×L50ミリ、定格リプル電流1.43-5.22Ar・m・s・(120Hz、105℃)。 |
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