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CDMA方式携帯電話向け優れたリジェクション性能のFBARフルバンド送信フィルター  アジレント・テクノロジーはこのほど、米国PCS帯CDMA方式の携帯電話向けに、超小型パッケージでリジェクション（不要信号除去能力）を実現したFBAR（圧電薄膜共振器）フルバンド送信フィルター「Agilent ACPF-7003」の販売を開始した。価格は六十円（十万個ロット時）。出荷は4月で、販売開始後一年間で一千万個の販売を目指す。 新製品は、送信帯域のすぐ下の周波数である1830MHzで25dB（最小値）の優れたリジェクション性能を実現している。これにより携帯電話の感度を低下させる雑音を低減することができるため、厳しい携帯電話仕様にも余裕を持った設計が可能となる。 また、米国PCS受信帯域（1930Mから1190MHz）におけるリジェクションを同社従来品に比べ8dB改善し、45dB（代表値）としている。これにより受信感度の向上が可能である。 サイズは、同社のチップスケール・パッケージング技術であるマイクロ・キャップにより、1.6×2.0ミリメートル、高さ1.0ミリメートル以下と超小型化を実現、実装面積を縮小している。 |
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