電波プロダクトニュース
050318_01
蛍光表示管コントローラードライバー搭載の16ビットマイコン ルネサス テクノロジ(長澤紘一会長&CEO)はこのほど、オーディオなどの民生機器向けに蛍光表示管(VFD)コントローラー/ドライバーを搭載した16ビットマイコン「M16C/39Pグループ」を開発、マスクROM版を二品種、フラッシュメモリー内蔵版一品種を製品化した。18日から全品種のサンプル出荷を開始する。サンプル価格は、フラッシュ版のM30392FEPEPが1575円。量産は2005年1月から月三万個(三品種合計)で開始し、9月には月十万個(同)を予定している。 新製品は、民生機器で使用頻度の高い機能に絞った16ビットマイコンと高耐圧端子を持つVFDコントローラー/ドライバーを1パッケージにしている。これにより16ビットマイコンを使用したVFD表示において、従来主流の2チップ構成を1パッケージで構成でき、約50-70%の実装面積低減と機器の低価格化が図れる。 また、VFDコントローラー/ドライバーは、34本の高耐圧ポートで構成しており、セグメント数は32まで、ディジット(ケタ)数は2-16まで任意の設定が可能である。 CPUコアは、M16C/60で、最大動作周波数16MHz、最小命令実行時間62.5ナノ秒の高速動作を実現しており、機器の高性能化が図れる。パッケージは100ピンのQFP(20×14ミリメートル)。主な用途は、ステレオセット、ホームシアター、DVDレコーダー/プレヤーなど。 |
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