電波プロダクトニュース
050310_05
NANOフラッシュ搭載32ビットMIPSベースRISCマイクロプロセッサー 東芝はこのほど、新しく開発した低消費電力のフラッシュメモリーNANO FLASHを搭載することにより、従来品と比べて消費電力が約4分の1と低消費電力化を可能にした32ビットRISCマイクロプロセッサー「TMP19A43」(価格=1260円)を商品化、10月からサンプル出荷を開始する。2006年1月から月三十万個で量産の予定。 また、マスクROM内蔵品も同時に商品化、2006年3月からROM受け付けを開始し、5月からサンプル出荷を開始する。 新製品に搭載したNANO FLASHは、書き込み・消去にNANDフラッシュのセルデバイス技術を用いることにより高速書き換えを可能にするとともに、NORフラッシュの回路技術を採用することで、マイコンなどに内蔵のプログラムメモリーに要求される高速なランダムアクセスを実現している。 また、CPUコアは、米国MIPS社のアーキテクチャーをベースに開発した高コード効率や割り込み応答性に優れたTX19Aコアを搭載し、512KBのフラッシュメモリーと24KBのRAM、豊富な周辺機能を内蔵することによりワンチップで制御可能としている。動作周波数は40MHz。 パッケージは、12×12ミリメートル、1.2ミリメートル厚の198ピンFBGAで、システムの小型化を可能にしている。このマイクロプロセッサーは、デジタル一眼レフカメラをはじめとする携帯情報機器に最適なプロセッサーとなっている。 |
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