電波プロダクトニュース
050309_03
電源に特化した汎用ハイ・パフォーマンスアナログIC 日本テキサスインスツルメンツ(日本TI、K・バラ社長)は、産業用からコンスーマー用まで幅広い分野で高成長が見込まれる汎用のハイ・パフォーマンス・アナログIC製品を日本市場で拡販する。TIは八日、高性能製品群の戦略製品“Fusion Digital Power”(三品種)を開発、05年末にかけて量産出荷する、と発表した。これを受け日本TIは、関連の営業組織、販売代理店との協業をさらに強化、受注拡大を図っていく方針。 TI(全社)のハイパフォーマンス・アナログIC製品事業部門の04年売上高は前年比140%強の十五億ドル(約1600億円)を記録している。この中で日本での売上げはさらに伸長率が10%程度上回ったと推定される。 汎用ICは、パワーマネジメント、オペ・アンプ、データ・コンバーターおよびインターフェイスという四つの製品分野があり、アプリケーション(機器)のデジタル化に並行、近年、より重要性を増し、需要が急拡大している。 こうした市場動向に対応、TIは、「高速」、「高電圧」、「低消費電力」にフォーカスした独自のアナログ・プロセス技術を展開、業界をリードする新製品を次々と開発、市場に導入している。 今後の戦略製品の一つとなる「Fusion Digital Power」は、同社のプログラマブルデジタル技術と先進的なアナログを融合、制御による情報処理機能を持たせることで高信頼性で容易な電源システムの設計を実現できるもの。 DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)ベースとマイコンベースの二つのタイプを持ち、電源に特化した「UKD9K」と「UKD8K」、[UKD7K]の補完的な機能を持つ三品種構成。通信機器やコンピュータ・サーバー向けのAC-DC電源システムや無停電電源、非絶縁タイプDC/DCコンバーターなど広範囲の電源システムをサポートする。 営業体制を拡充 |
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