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XFP光トランシーバー用チップセットとリファレンス・デザイン  米アナログ・デバイセズはこのほど、新しいXFP（10Gビット・スモール・フォーム・ファクター・プラガブル）光トランシーバー・チップセットとリファレンス・デザインを発表した。 新製品は、デュアルXFPシグナル・コンデショナー「ADN2928」、送信用XFPシグナル・コンデショナー「ADN2927」、受信用XFPシグナル・コンデショナー「ADN2926」、トランスインピーダンス・アンプ（TIA）「ADN2821」、レーザードライバー「ADN2525」「ADN2530」、高精度アナログ・マイクロコントローラー「ADuC7020」がある。これらチップセット一式の価格は量産時で50ドルの予定（米国における参考価格）。リファレンス・デザインは現在出荷中である。 ADN2928は、送信および受信の両パスにおいてモジュール内の信号のリタイミングを行う。すべてにわたってXFP仕様を超えるジッタ性能を持っている。ADN2927はシングルの送信用、ADN2926は同受信用である。 ADN2821は、入力ノイズがわずか1.1μAという3.3V、10Gビット/秒のトランスインピーダンス・アンプとなっている。ADV2525とADN2530はDFB（分布帰還）、FP（ファブリ・ペロー）および面発光型半導体レーザー（VCSEL）をサポートする。 ADuC7020は、モジュールの機能をソフトウエアでプログラミングすることができ、より複雑で高性能のモジュールの制御ができる。このマイクロコントローラーは、シングルチップ上に強力な32ビットRISCコアとデータ・コンバージョン・テクノロジーを集積しており、最大8チャンネルの高速の12ビットのA/Dコンバージョンと最大4チャンネルの12ビットD/Aコンバージョンをサポートしている。 XFPリファレンス・デザインは、光トランシーバーの設計をすぐに評価できるようデュアル・シグナル・コンデショナー、TIA、マイクロコントローラーにレーザー・ドライバーを付けて供給している。 |
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