電波プロダクトニュース
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世界最速の512/256MビットMobileRAM エルピーダメモリ(坂本幸雄社長)はこのほど、166MHz(333Mbps)の高速動作が可能となる世界最高速の512Mビットおよび256MビットDDR/SDR[MobileRAM]を開発、サンプル出荷を開始した。量産出荷は05年第2四半期を予定している。高性能・低消費電力を特徴にモバイル機器分野でDRAMのトップシェアを目ざす同社の戦略商品。 第3世代携帯電話を中心に採用されている同社の512MビットMobileRAMは、1パッケージに256Mビット品を二個搭載しているが、今回開発の新製品と置き換えることで、より省スペース、低消費電力、高信頼のシステムへの貢献を見込む。 MobileRAMは、携帯電話、PDA、デジタルカメラをはじめとする携帯機器用として開発された超低消費電力メモリー。新製品は、0.10μmプロセス設計により、高速動作と低消費電力を両立した。また、512Mビット品と256Mビット品を組み合わせることで、768Mビット、1Gビットの大容量品を容易に実現できるようパッドをチップのエッジに配置している。 新製品のデータ転送方式は、従来型のシングルレート(SDR)に加え、より高いデータ転送性能を要求するアプリケーションに対応するためダブルレート(DDR)も同時に製品化、I/O構成は、×32ビットおよび×16ビットをラインアップ。 32ビットのDDRでは、クロック周波数166MHzで1.3GB/秒の高速データ転送が可能。低電圧1.8Vで独自の低消費電流化回路により同容量、同プロセスのDDR・SDRAMに比べ10分の1以下の低消費電力を実現している。 また、他のデバイスとのMCP/SIPを考慮し、スタックしやすいようデバイス周辺にもパッドを配置。さらに、基板配線設計をしやすいよう片エッジパッド品と両エッジパッドの二種類を用意している。 |
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