電波プロダクトニュース
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10万システムゲートで2ドルを切る、デジタル家電市場に的を絞ったFPGA 米ザイリンクス(カリフォルニア州サンノゼ、ウイム・ロレンツ社長兼CEO)は、1日(現地時間)、高性能機能を維持しながら2ドルを切るFPGA「Spartan-3E」(五品種)を開発、第3四半期(7-9月)にかけサンプル出荷すると発表した。 新製品は、1998年に発売したSpartan(スパルタン)ファミリーの七番目の製品。90ナノメートルプロセスによるものとしては最高性能品Virtex-4Uや既存のスパルタン・ファミリーなどに続き四番目に当たる。300ミリメートルウエハーを採用。 10万システム・ゲートを2ドル以下で、また、120万ゲートを9ドル以下で実現した。また、同社従来品テクノロジーを踏襲、早期市場投入を可能とし、特にフラットパネルTV、DVDなど今後、さらに成長が見込まれるデジタル・コンスーマーの量産分野でのビジネス拡大をターゲットに開発されたもの。 ロジック重視型のデザイン向けに最適設計されておりスパルタン3に比べ価格は47%以下。十万システムデバイスゲート品(XC3S100E)の場合の単価は2ドル以下(五十万個購入時)。これは第一世代のスパルタンファミリーに比べると30分の1に当たる。 同時にスパルタン3E用のデザイン・ツール「ISE7.1i」の出荷も発表した。 現在、スパルタン3・ファミリーの年間出荷量は一億個以上に達しており、累積売上げ高は、十億ドル(一千億円)以上を記録、全社売上げの約20%を占める同社の中核製品となっている。 |
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