電波プロダクトニュース
050225_03
6ミリ角の高性能データ・アクイジション・マイクロシステム 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、6ミリメートル角の小型QFNパッケージに収めたローノイズ、低価格のデータ・アクイジション・マイクロシステム(新型ミックスドシグナルIC)「MSC1201」(価格=760円から)と「MSC1202」(同625円から)を発表した。価格は一千個受注時の単価。現在供給中。 新製品は、非常に優れたノイズ特性を持つデルタ・シグマ型ADC(アナログ・デジタル・コンバーター)、アップグレードされた8051プロセッサーコア、4KBまたは8KBのフラッシュメモリー、8ビットの電流DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)、発振器、基準電圧、その他さまざまな高性能の周辺回路を内蔵している。 MSC1201は、24ビットのデルタ・シグマADC、MSC1202は、16ビットのデルタ・シグマADCを搭載。 8051プロセッサーコアは、標準の8051コアよりも低消費電力で最大三倍の処理速度で動作する。また、両製品ともピン配列および機能に互換性があり、二種類の容量のフラッシュメモリーを提供しているため、アプリケーションに応じた回路変更が容易になる。 主な用途は、工業系のプロセス制御、携帯型計測器、その他の試験・計測機器など、高性能を必要とするアプリケーションなど。 |
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