電波プロダクトニュース
050223_03
MOS型バリキャップ内蔵電圧制御発振器IC ミツミ電機はこのほど、電圧制御発振器IC「MM3168」の開発を完了、5月から量産開始する。 用途は、デジタルTVのMPEG2デコーダー用基準信号発生器、オーディオ・ネットワーク・映像系・USB等のクロックドライバーの基準信号発振器。 サンプル価格は100円(SOP-8D、SOT-26)。生産計画は、厚木事業所で5月から月産十万個、7月から月産百万個を予定。 映像信号のデジタル化、情報量の増加に伴いMPEGフォーマットを採用した製品が増えている。MPEGは規格として1、2、4、7があり、映像と音声が規定されているMPEG2のデータをデコードするには27MHz基準信号発生器が必要となる。マーケットでは低ジッターで周波数可変幅の広い製品が望まれており、今回の新製品を開発したもの。 C-V特性の良好なMOS型バリキャップを内蔵。微細なCMOSプロセスを採用することで、広い周波数可変幅と小型化を実現している。主な特徴としては(1)放送局における基準信号のばらつきや水晶のばらつきを考慮した広い周波数可変幅(±100ppm min(2)消費電流は同等品比較で3分の2に低減(3mA typ、7mA max(3)低ジッター(150psec typ)(4)低電圧動作(3.3V)(5)制御電圧可変タイプ(0-3.3V)(6)パッケージはSOP-8D、SOT-26の選択が可能など。 外形寸法は、SOP-8Dが4.4×5.0×1.5ミリメートル(端子は含まず)、SOT-26が1.8×2.9×1.1ミリメートル)。 |
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