電波プロダクトニュース



050221_06
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月21日050221_06 ジャパンゴアテックス 電子材料 電子材料 一般産業用

液晶ポリマーフィルム化技術を使ったFPC補強版



ジャパンゴアテックスはこのほど、液晶ポリマーフィルムにより成る新規FPC補強板「STABIAX(スタビアックス)」を開発、量産開始した。

STABIAXは、同社の液晶ポリマーフィルム化技術を用いて、FPC補強板に求められる特性を高いレベルで満足させた、まったく新しいタイプのFPC補強板。LCPフィルムの持つ優れた耐熱性、耐湿性、電気絶縁性とともに、FPC補強板として重要となる、仮反り、打ち抜き加工性、機械的強度、厚み精度を最適化したFPC補強板専用の材料。

また、FPCとの張り合わせの際に重要となる表面処理も併せて開発し、ほとんどの補強板用接着材と十分な密着が得られる。従来の補強板加工プロセス(FPC張り付け、打ち抜き加工など)がそのまま使えるのも利点となっている。

STABIAXの厚みのバリエーションは、175マイクロメートルと二二五マイクロメートル。製品形態は、500―514ミリメートル幅のロール形態での供給が可能。高耐熱、低反りであるため、挿入型コネクター部をはじめ、表面実装型コネクター部、PFG・チップ部品搭載部分の補強板としても使用可能。

ポリイミドフィルムの張り合わせ品に比べ、低反りで、厚み精度、打ち抜き性が優れている。また、アラミド不織布などを基材とする補強板に比べ、粉落ちが少なく、打ち抜き性に優れている。厚手のポリイミドフィルムに比べ、低吸収。

2005年は年間20万平方メートル、2006年には年間40万平方メートルの生産を目指す。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |