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ネットワーク向け1/9/18MビットメモリーTCAM  ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆CEO）はこのほど、ネットワーク機器向けのメモリーTCAMを「CAM ASSPシリーズ」として開発、「R8A20110BG（1Mビット）」「R8A20211BG（9Mビット）」「R8A20211BG（18Mビット）」の三品種を製品化、三月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は、それぞれ2310円、11025円、22050円。量産は十月から月二千個（三品種合計）で開始し、2006年10月には月三万個（同）を予定している。 このCAM ASSPシリーズは、同社では初めてのCAM製品で、独自のCAMセルと検索回路により高速検索を実現し、低消費電力化を図っている。1Mビット品はクロック最大動作周波数が100MHzで最大100Msps（メガサーチ/秒）、9Mビット品と18Mビット品はクロック最大動作周波数が266MHzで最大266Mspsの高い検索処理性能を実現している。これにより高速な通信機器を実現できる。 また、検索ビット長や検索方式を柔軟に指定、使用することができる。検索ビット長は、1Mビット品は144ビット/288ビット、9Mビット品と18Mビット品は72ビット/144ビット/288ビット/576ビットから指定でき、さらに高速化できる機能を備えているため、幅広い用途に適用できる。パッケージは、1Mビット品は256ピンPBGA（プラスチックBGA）、9Mビットと18Mビット品は361ピンPBGAを用意している。主な用途はルーター、スイッチなど。 |
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