電波プロダクトニュース
050217_02
ネオジウム系異方性ボンド磁石採用の4極マグファイン磁石 【名古屋】愛知製鋼(愛知県東海市、森田章義社長)はこのほど、世界最強のボンド磁石であるネオジウム系異方性ボンド磁石「マグファイン」による「4極マグファイン磁石」の量産化技術に成功。動力用小型モーターの分野において、フェライト磁石による従来品に比べ50%軽量化した小型モーターの実用化に道を開いた。 4極マグファイン磁石は、厚み1.0―1.5ミリ、直径20―50ミリ、長さ1―35ミリの極薄シリンダー方式。流動性を改善したコンパウンド、四極の磁石極数で長尺な磁化方式を開発し、プレス成形後にヨークケースに直接圧入することで割れ問題を解決。量産技術を確立した。 同製品を搭載したモーターは50%小型化と同時に、磁石エネルギーの使用効率を三倍化でき、トータルで30%のコストダウンが可能。家電をはじめ電動工具や自動車のブラシタイプの小型DCモーター全般向けに、生産販売を開始する。 「フェライト磁石に代わる小型・高エネルギー効率のマグファイン磁石のスタート地点に立った。これから期待できる」(川端康己電磁品製造部長)として、マグファイン事業全般で05年度に六億円、07年度に二十五億円の売上げを目標とする。 さらに同社は電動工具製造販売のマキタ(愛知県安城市、後藤昌彦社長)と共同で電動工具向け次世代小型モーターを開発。マキタはこれを搭載した充電式インパクトドライバー「TD130DRFX」(標準小売価格55800円)を14日から販売開始した。 |
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