電波プロダクトニュース
050212_03
光センシング方式の6軸力センサー ミネベアはこのほど、光センシング方式を採用した、コストパフォーマンスに優れた六軸力センサーを開発した。 同製品は、東京工業大学の広瀬茂男教授および米田完助教授が共同保有している特許(非線形校正アルゴリズム)を用い、センシング部分に小型軽量化を可能とするミネベア独自の光学技術を採用しているほか、同社の回路技術により、外部増幅回路に頼らずセンサー内部に高速演算処理回路を持たせた製品となっている。 六軸力センサーは、三軸方向の力と偶力を検出するセンサーで、多間接ロボットなどに搭載されている。ロボットは、小型軽量化と低価格化が求められており、こうしたニーズに対応し、光センシング方式を用いた六軸力センサーを開発したもの。 センサー内部に高速DSPを搭載し、干渉補正、デジタルフィルターを実施。専用PCIボードとの接続により、100μsでの六軸データ送信が可能。外部電源を用いずに、最大四個のセンサー接続が可能。 すでにサンプル供給活動を開始しており、今月から本格販売活動に入る。 |
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