電波プロダクトニュース
050207_04
MEMS技術を応用したモバイル機器向け3軸加速度センサー 米アナログデバイセズはこのほど、MEMS(マイクロマシン)技術を応用し、シグナルコンディショニング回路(信号補正回路)を内蔵した三軸加速度センサーを開発した、と発表した。 第一弾として発売する製品は、幅4ミリ×4ミリ、高さ1.45ミリの表面実装パッケージ品の予定。 開発した三軸加速度センサーは、X、Y、Zの三軸に沿って加速を同時に検知する。携帯電話などモバイル機器で、位置や方向、端末の動きに正確に反応。複雑なキーパッドではなく手の動きで簡単に制御するゲーム端末のインターフェイスとして利用できる。 また、ハードディスクなど衝撃に弱い部分の保護や、電池の寿命を延長するための消費電力管理などの用途も見込まれる。 同社は、1993年以来1億8000万個以上の加速度センサーの製造に用いられた独自のMEMSシグナルプロセシング技術を応用し、三軸加速度センサーのシングルチップ化を実現した。 「これまでの実績からハイボリュームな製品向けに、OEMメーカーのさまざまな要求に迅速対応できる。主に小型パッケージ、低消費電力、耐衝撃性、安定した温度特性が求められる民生用モバイル機器向けの製品」としている。 |
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