電波プロダクトニュース
050205_02
携帯機器用超小型同期降圧DC-DCコンバーター ナショナル セミコンダクター ジャパンはこのほど、携帯機器向けの超小型高効率同期降圧DC-DCコンバーター「LM3671」と「LM3670」の二製品を発売すると発表した。 LM3671と同3670は、全負荷にわたって高効率を実現する自動PFM-PWM(パルス周波数変調−パルス幅変調)モード・オペレーション機能を備えている。両製品とも同期整流方式の採用により、連続スイッチング動作中に最大95%の高効率を達成している。 LM3671は、リチウムイオン電池や2.8-5.5V電源で動作する低電圧回路に電力を供給する。負荷電流は最6600mA。2.2μH(マイクロヘンリー)コイル一個と10μF出力コンデンサー二個の組み合わせなど、超小型の外付け部品を三つ使用できる。出力電圧には、3.3、1.875、1.8、1.6、1.5、1.375、1.25、1.2Vの種類がある。 LM3670は、LM3671の低電流バージョンで、より低い出力電流を必要とするシステムやアプリケーションに最適である。1MHzのスイッチング周波数を持ち、最大300mAの負荷電流を供給できる。動作には、超小型の10μHコイル一個と4.7μFコンデンサー二個が必要である。出力電圧は、1.8、1.875、1.5Vがあり、さらに他の電圧用可変オプションもある。 新製品は、ワイヤレスハンドセット、デジタルカメラ、MP3プレヤー、PDA、ハードディスク・ドライバー、ワイヤレスLANなど低電力で、小型の携帯機器の効率とサイズの最適化を実現する。 パッケージは、SOT-23パッケージとなっている。 |
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