電波プロダクトニュース
050203_02
正解最小サイズのモーションコントロールセンサー 【名古屋】愛知製鋼(愛知県東海市、森田章義社長)とボーダフォン(東京都港区、津田志郎社長)は、世界最小サイズのモーションコントロールセンサー「G2(ジー・スクウェア)モーションセンサ」の商品化に成功したと発表した。ボーダフォンは世界で初めて同センサーを搭載した携帯電話「V603SH」(シャープ製)を今月発売する。 同センサーは磁気センサーと加速度センサーのワンチップ化に成功し、世界最小サイズを実現した。三次元姿勢角度と二次元方向の加速度を出力し、地磁気と重力の二つの基準軸方向をMI(磁気インピーダンス)センサーによって検知。地球座標軸を基準に姿勢バランスや加速度運動を検知する三半規管と同等の機能を持ち、機器の姿勢と動きをデジタル制御できる。 大きさは5.5×5.5×1.5ミリメートル。岐阜県各務原工場で月産百万個を目標とし、2月から販売を開始する。05年の売上げは15億円から20億円を見込む。 同センサーを搭載した場合、その姿勢角度でCG画像を制御できるほか、携帯電話の動きに合わせて画面が動くモーション体感型の入力装置や動きによるコマンド操作など新感覚のアプリケーションに活用される。今回発表した「V603SH」は同センサーを応用し、端末を振って起動させるアプリケーションや対応ゲームを搭載している。 また、自動車やロボット、ヘリコプターなど、多方面への活用も期待されている。 |
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