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電源用小型パッケージのボルテージレギュレーター/ディテクターIC  リコーは1日、電源ICの新製品としてリードタイプのパッケージでは最も小さいSON1408パッケージ（1.4×1.2×高さ0.6ミリメートル）を採用した低消費電流のボルテージレギュレーターIC「R1100D」と単機能のボルテージディテクターIC「R3113D」を開発、サンプル受注を開始した。サンプル価格は40円（税抜き）。当初月四百万個で生産の予定。 R1100Dは、小型低消費電流タイプのボルテージレギュレーターICとしては初めて出力電圧0.9Vという低電圧を実現している。入力電圧も低電圧の1.2Vに対応している。R3113Dは、最低動作電圧を0.45Vまで低電圧化している。 今回の新製品は、パッケージングの小型化により、リードタイプでは一般的な小型パッケージであるSC-82AB（2.1×2.0×高さ1.1ミリメートル）と比較して実装面積で約60%、実装高さで約45%の削減が可能。 また、昨年三月から採用を開始したより小型のパッケージSON1612-6（1.6×1.6×高さ0.6ミリメートル）と比較しても、約34%の実装面積の削減が可能である。 さらにWL-CSP（ウエハーレベルチップスケールパッケージ）に比べて基板への実装と取り扱いがより容易で、ICのチップサイズの小型化が可能なため価格面でも有利。このため小型・軽量化が進む携帯電話をはじめとした情報通信機器に最適という。 |
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