電波プロダクトニュース
050129_02
SAN機器向けファイバーチャンネルSFPチップセット 米アナログ・デバイセズはこのほど、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)機器向けに、データレートが最高4.25Gbps(ギガビット/秒)のギガビット・イーサネットおよびファイバー・チャンネルの両方をサポートするSFP(小型プラグ接続)オプチカル・トランシーバーのファイバー・チャンネルのSFPチップセットおよびSFPリファレンス・デザインを発表した。 このチップセットは、4.25Gbps TIA(トランス・インピーダンス・アンプ)「AD2882」と同リミットアンプ「ADN2892」、シングルループLDD「ADN2871」、デュアルループLDD「ADN2870」、プレシジョン・マイクロコントローラー「ADuC7020」で構成されている。SFPチップセットは、MSA(マルチソース協定)仕様の要求に適合し、SFF―8472デジタル診断向けに最適化されている。 ADN2882は、受信側においてわずか75mW(ミリワット)の消費電力で-22dBという感度が特徴。ADN2892は、1xおよび2xファイバー・チャンネル・レートとギガビット・イーサネットの動作帯域が選択可能。これによって1xおよび2xファイバー・チャンネル・モジュールとの後方互換性を保証する。消費電力も160mWとなっている。 ADN2871は、VCSEL(面発光型半導体レーザー)、DFB(分布帰還)およびFP(ファブリ・ペロ)レーザーをサポートしており、4xファイバー・チャンネル・マスクに対して45%のマージンを提供する。 ADuC7020は、モジュール機能をソフトウエアで組み込まれるか、より複雑で高性能なモジュールをコントロールする。 ADN2882、ADN2892、ADN2870は現在、量産出荷中。ADN2871は2月にサンプル出荷を開始の予定。ADuC7020は現在サンプル出荷中で7月に量産出荷開始の予定。チップセットの価格は、大量受注時で3.90ドルを予定している。SFPリファレンスデザインは現在供給中。 |
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