電波プロダクトニュース
050122_01
ビデオライン・ドライバー向け低消費電力、単一電源動作の広帯域アンプ 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、バー・ブラウン製品として、ビデオライン・ドライバー向けに低消費電力、単一電源動作の広帯域アンプ「OPA830」を発表した。価格は90円(一千個受注時の単価)。現在サンプル出荷中で、量産出荷は2005年第2・四半期を予定している。 OPA830は、110Mヘルツの高ゲイン帯域幅および600V/μS(ボルト/マイクロ秒)のスルーレートによって低歪動作を保証する。 電源電流はわずか3.9mA(ミリアンペア)で、25℃においてトリミングが実施され、プラスV/Vゲイン時の帯域幅は100Mヘルツを超え、0.1dB以内の帯域は25Mヘルツ以上。180Ω負荷の駆動時に正負両電源電位から25mV以内までの出力振幅が得られる。入力範囲は負電源電位以下から正電源電位の1.7V以内までと広範囲である。 この製品は、低消費電力、低価格という特徴に加え、ビデオライン・ドライバーとして優れた諸特性を提供し、ADC(アナログ・デジタルコンバーター)の入力バッファ、コンシューマー向けエレクトロニクス製品、試験・計測などの広範囲のアプリケーションにも最適である。パッケージは、SO-8または鉛フリーおよびモールド材のグリーン化に適合する超小型のSOT23-5パッケージで供給される。 2V/Vゲインのラインドライバー・アプリケーション向けには一回路内蔵バージョンのOPA832も供給中。 |
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