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遊戯・産業機器向け次世代0.635ミリピッチ基板対基板用コネクター 
ケル（高橋和良社長）はこのほど、遊戯機器や産業機器向けの次世代基板対基板用コネクターとして、０．６３５ミリピッチ基板対基板用コネクター「８６００シリーズ」を開発、近く販売開始する。 実装方式はＳＭＴで、自動実装対応、嵌合長を二ミリメートル確保し、高信頼性を実現。産業用コネクターに要求されるがっちりとした設計となっている。嵌合時のガタツキをなくし、嵌合時には確かなクリック感があり、こじりにも強い構造。モールドの形状によりコネクターの逆挿しを防ぐ誤挿入防止機構を備えている。基板実装時に位置決めが容易となるボスの有無が選択可能。自動実装用に吸着面を確保など、さまざまな工夫が施され、使い勝手に優れている。 プラグ側コネクターは、ストレートタイプ、レセプタクル側コネクターはライトアングルタイプを用意し、垂直実装に対応。極数は五十二、百二十、百四十極を用意しており、順次極数バリエーションを拡充していく。 同シリーズの大きな特徴として、ケーブルタイプとのコンビネーションがある。近い将来、０．６３５ミリピッチのフラットケーブルを二枚合わせしたケーブルタイプの製品化を計画しており、産業機器の幅広いニーズへの対応が可能となる。 同社は、ハーフピッチコネクターで高い実績を持つ。同社では、今回の８６００シリーズを次世代産業用コネクターの戦略的商品と位置付け、今後の主力商品としていく方針。 |
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