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ソフトのIP保護機能を搭載した16ビットフラッシュメモリ内蔵マイコン 
ルネサス テクノロジ（長澤紘一会長＆ＣＥＯ）は、業界で初めてソフトウエアＩＰの保護を実現できる１６ビットフラッシュメモリー内蔵マイコン「Ｈ８Ｓ／２１８９Ｆ」を製品化、七日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は一千八百三十八円。四月から月五千個で量産を開始、七月には月二万個を予定している。新製品は、内蔵フラッシュメモリーにソフトウエアＩＰを搭載する６４ＫＢの領域を設けている。 この領域にプロテクトをかけることで外部からはこの領域をアクセス不可能としている。これにより書き込まれたソフトウエアＩＰを不正読み出しなどから安全に保護する。また、最大動作周波数は２０Ｍヘルツで、６ＫＢのＲＡＭと１ＭＢの大容量フラッシュメモリーを搭載しており、大規模なアプリケーションプログラムを収納でき、機器の高機能化によるプログラム容量の増大に対応できる。 さらにタイマーやＰＷＭ（パルス・ワイズ・モジュレーション）、シリアルインターフェイス、Ａ／Ｄコンバーターなど、各種分野における標準的な周辺機能を搭載している。 これによりユーザーはネットワークや産業など目的の分野向けのソフトウエアＩＰを搭載することで、幅広い分野に対応できる。 パッケージは１４４ピンＴＱＦＰ（１６×１６ミリメートル、０．４ミリメートルピッチ）を採用している。 |
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