電波プロダクトニュース
050106_01
有機EL 電子は四日、アクティブマトリクス(AM)型有機EL(OLED)技術をベースにした21インチのテレビ用パネルを開発したと発表した。同パネルの大きさは一枚で21インチ、一枚あたりの大きさでは世界最大。 有機ELパネルでは、電流が流れると中の物質が発光する。バックライトが必要ないため、消費電力が少なく、LCDよりも解像度が高い。また、高速な動画に対する反応が速いという特徴があり、薄型画面を実現できる。 今回発表されたパネルは六百二十二万画素の高解像度を実現。輝度は400カンデラ/平方メートル、コントラスト比は5000対1、色域75%。 同社によると、OLEDにアモルファスシリコン(a―Si)技術を採用したことから、同社の既存TFT―LCD生産ラインでの製造が可能という。同社LCD開発センターのソク・ジュンヒョン所長は「今回の21型有機ELパネルの開発により、当社は技術の面で業界をリードし、テレビ向け大型有機EL市場における優位性を獲得できた」と語った。 有機ELでは昨年セイコーエプソンが40インチサイズを発表しているが、これは20インチパネルを四枚組み合わせたもの。サムスンは今回一枚で二一インチのサイズを実現した。 |
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