041207_08
モニタリングシステム 
ワゴジャパン（東京都江東区）はこのほど、端子台応用製品として、ＶｏＩＰインターホンとタッチパネルを取り入れた諸施設モニタリングシステムを開発した。このシステムは緊急時通報、一斉通報、状態モニタリング、通話要求ＶｏＩＰインターホンでの音声通信が総合的に構築されており、端子台を応用した通信モジュールのＥｔｈｅｒｎｅｔ対応ワゴＩ／Ｏシステムを使用したことで、ＥｔｈｅｒｎｅｔＬＡＮ環境だけで簡単に敷設することができる。また、システムの変更が容易でローコストに対応。 使用機器は、ワゴジャパンとエイツー、発鉱電機のコラボレーションにより構成されている。音声通信は、エイツーのＬＡＮｄｅＶＯＩＣＥシリーズによりＶｏＩＰによる接続が可能。ユーザーインターフェイスは、発鉱電機のタッチパネルにより簡単な操作性と表示を実現した。それぞれの機器はＩＰアドレスを持っており、インターネット網を利用した遠隔通信も可能だ。 スイッチ、ランプ、ブザーなどへの接続は、ワゴＩ／Ｏシステムのデジタル・アナログ入出力モジュールを自由に組み合わせて接続できる。Ｉ／Ｏ部分はモジュール式なので、将来的な増設や仕様変更にもローコストで柔軟に対応可能。各機器間はＭｏｄｂｕｓ／ＴＣＰプロトコルで通信しており、接続ケーブルはＥｔｈｅｒｎｅｔＬＡＮケーブルを使用する。 主な使用用途は製造現場、介護施設、ホテルなどでの集中モニタリングや高齢者個人宅と役所、病院などの遠隔通信、学校やコンビニエンスストアと警察、警備会社を直結したセキュリティシステムなどに好適。その他、あらゆる遠隔監視にも幅広く応用できる。 |
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