電波プロダクトニュース
041119_06
2.5V動作重畳IC 三洋電機セミコンダクターカンパニーは、重畳ICとしてはじめて2.5Vの低電圧動作を実現し、ブルーレイディスクや次世代DVDの光ピックアップにも最適なSMA4212を開発、12月からサンプル出荷を開始する。 同社は各種の光ピックアップ向けにシリコン・バイポーラMMIC(モノリシック マイクロウエーブ インテグレーテッド サーキット)プロセスを使用した高周波重畳ICを生産してきたが、ポータブル機器向けなどでのセットメーカーからの小型化への要望に対応。 重畳ICとしては業界で初めて2.5Vの低電圧動作を実現することで、業界最小・最薄の機種として開発したもの。 パッケージはSCH6外形(1.6×1.6×0.56ミリ)で、モジュール容積で従来比5分の1としている。 また、独自の高性能シリコン・バイポーラMMICプロセスを採用し、高周波シミュレーション技術によるデバイス、回路の最適化を行った結果、2.5Vの印加時で発振出力マイナス1.2dBm、3V時で2dBm、5V時で8dBmを実現。ポータブル機器用だけでなく、DVDレコーダー用光ピックアップ、ブルーレイディスク、次世代DVD用の光ピックアップにも最適な製品となった。 低電圧動作化により従来比4分の1と低消費電力化も達成している。このほか、コントロール端子電圧により、出力のON/OFFやレベル可変ができ、発振周波数も外付けインダクターで250―400Mヘルツで選択できる。 サンプル出荷は12月で同価格は150円。1年後で月産100万個を計画している。 |
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