電波プロダクトニュース
041014_03
単レンズ 日本ビクターは13日、ブルーレイディスク(BD)システムに応用することで、レンズのコストダウンやBD/DVD/CDの3ディスク対応したピックアップを実現する世界初の「NA(開口数)0.95単レンズ」を開発したと発表した。 光ディスクの高度化技術の進化には、より小さい光スポットを作ることが必要で、これまで以上に高いNAのレンズが求められていた。 今回、同社が開発した「NA0.95単レンズ」は、DVDやBDと同様の遠視野結像での集光作用を用いて入るため、超高密度ディスクシステムに応用した場合でも、従来の光ディスクシステムの特徴である、ディスクの交換性を保証できる。 また、BDシステムに応用することにより、BD用レンズの生産性向上およびコストダウン、BD/DVD/CDの3ディスクに対応したピックアップ、BD機器の小型化&モバイル商品への展開なども実現する。 「NA0.95単レンズ」は、実現できる限界に近い超小型単レンズで、形状精度0.1μm以下の超精密成型技術と、性能と量産性を両立させたピンポイント設計技術を組み合わせることで、極めて高い精度を要求されるNA0.95の超高開口数ながら、直径2.1ミリ、厚さ1.2ミリというボールペンの先ほどの超小型サイズのレンズを実現する。 既開発のBD用「NA0.85単レンズ」より面積比で25%小さい光スポットを作成可能。空気中での理論的なNAの限界は1であるため、NA0.95は実現できる限界に近いレンズを実現した。 同社では、この技術を使ってのBDシステムの普及などを図っていく。 |
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