電波プロダクトニュース
040726_02
アンプファミリー 米アナログ・デバイセズは通信およびオーディオ・アプリケーション向けに、高精度アンプファミリー「AD86xx」を発表した。 新製品は、24Mヘルツの信号帯域幅、高出力駆動、低ノイズ、低消費電力を組み合わせた次世代DigiTrimレールトゥーレール入出力オペアンプ。「AD8615」(シングル)「同8616」(デュアル)「同8618」(クアッド)の3製品。 同社独自のdigiTrimデジタル・トリミング技術を用いており、精度調整が不要である。新製品は、24Mヘルツの帯域幅、0.002%の全高調波歪み(THD)が特徴。高い出力駆動で、出力電流能力が最高約50%増加するため、携帯電話端末機など負荷のかかる携帯機器を駆動できるようになる。 2.7Vから5V単一電源での完全動作仕様で、オフセット電圧とオフセット関連誤差を低減する。 AD81616とAD8618は150mAの出力駆動能力を提供する。オーディオ・ライン・ドライバーや、携帯型・低電力駆動計測機、携帯機器のオーディオ・アプリケーション、携帯電話端末機、バー・コード・スキャナー、およびマルチポール・フィルターで重い負荷を駆動するアプリケーションに最適である。入出力ともにレールトゥーレール・スイングが可能なため、利用可能なダイナミック・レンジが広がる。 「AD86xx」ファミリーはマイナス40度Cから125度Cの範囲で動作可能。シングル・タイプのAD8615は現在サンプル出荷中で、量産出荷は9月から。そのほか2製品はすでに量産出荷中。AD8615、AD8616、AD8618の価格は0.75ドル(1000個受注時の単価)、1.15ドル(同)、2.05ドル(同)。 |
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