電波プロダクトニュース
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高周波部品、回路基板など、高周波モジュール事業拡大 松下電子部品の社内分社、ネットワークデバイスカンパニー(社長=東和登取締役)は担当事業の高周波部品、回路基板、電源の品種を9月までに現在より30%削減。7月1日付で新設したモジュールストラテジックビジネスユニットが手がける高周波モジュール事業を拡大する。 「軽・速・短・俊(敏)」をキーワードにV字回復に向け事業の選択と集中を進める。事業の選択と集中により、顧客満足度を高め、カンパニーの技術リソースを将来性のある分野、商品、儲かる分野、商品に集中、特化させていく。 最重点事業に位置付けている高周波モジュールは、モバイル、ネットワーク、デジタルAVの3市場に向けてVCO、RFモジュール、ブルートゥースモジュール、ワイヤレスLANモジュール、チップチューナーなどに力を入れる。 基地局、携帯電話、PDA、PC、STB、ETC、カーエレ、キーレスエントリー、車内ブルートゥースをターゲット機器にして、年率2、30%の売上げの伸びを見込む。 高周波部品ビジネスユニット(岐阜県揖斐郡大野町)内にモジュールストラテジックビジネスユニットの拠点を置き、カンパニー、ビジネスユニットの枠組みを超えて松下電子部品全社の戦略事業として積極的に拡大していく。 同ビジネスユニットと同日付でプロダクツマーケティング総括部内に発足させたモジュール事業推進室でもモジュール事業の新市場開拓、開発商品のマーケティング、各ビジネスユニットにまたがるモジュールの商品化などを進め、モジュールの市場創造を加速する。 高周波部品は、デジタルチューナー、アナログチューナー、高周波デバイス(バラン、カプラー)、可変デバイスに注力。 回路基板は全層IVH構造の樹脂多層基板「アリブ」、「アリブ―B(半導体ベアチップ実装用)」、多層プリント基板、電源はドキュメント機器用高圧電源、パワーモジュール電源、データプロジェクター用バラストにそれぞれ力点を置き、国際競争力をつけていく。 |
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