電波プロダクトニュース
981009_03
日立 日立製作所は8日、移動体通信機器でEメールなどの多機能表示を可能とする128×80ドット対応のワンチップグラフィック表示用液晶コントローラードライバー「HD66741」を開発、サンプル出荷を始めると発表した。同ICにより、携帯機器の小型液晶パネル上でEメールやWWWコンテンツなどの情報配信サービスにも容易に対応できる。 新製品は縦方向に表示サイズを80ドットまで拡張した。これにより、12×13ドットの漢字フォントの場合、最大十ケタ6行の6十文字、10×11ドットの漢字フォントであれば、最大12ケタ7行の84文字を同時に液晶パネル上に表示できる。しかも、液晶駆動電圧の上昇、表示画質の低下、消費電流の増大なども抑えた。 とくに、液晶駆動電圧については、システムの電源電圧から最大5倍に昇圧する回路を内蔵した。 これにより、3V電源システムで、約15Vの液晶駆動電圧が得られる。液晶駆動バイアス比もプログラマブルに設定できる。 さらに、表示画質の低下を防止するため、液晶駆動電圧発生用オペアンプの駆動能力を向上するとともに、各ドライバーの出力オン抵抗を抑えた。クロストークノイズを低減するためのCパターン液晶駆動方式も採用した。 サンプル価格は金バンブ付きチップが600円、折曲げTCPが850円。 |
詳細情報をPDFファイル(約64K)で用意しました。 PDFファイルはAdobe Acrobat Reader 3.0Jを利用してご覧ください。 ダウンロードはここからできます。 |
| 全新製品情報| 一般電子部品:製品別リスト|
| 電子デバイス:製品別リスト| 電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る| 次データへ|