電波プロダクトニュース
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京セラ 京セラは外形寸法5.0×3.2×1.5ミリ(容積0.02CC)重さ0.07グラムの世界最小、最軽量の温度補償型水晶発振器(TCXO)「KT17シリーズ」を開発し、9月からサンプル出荷を開始した。 生産は鹿児島国分工場で来年1月から月10万個で量産を開始。99年中に月産300万個体制を整える。 KT17シリーズは独自のパッケージ構造を採用。使用部品も、新開発の薄型高容量コンデンサー、温度補賞回路、電圧制御回路、発振回路を集積化したLSIチップを用いることで、同社従来品に比べ容積で約37%、底面積で約44%の小型化を実現した。 また、これまでのアナログ直接方式では温度補償できなかったマイナス30-プラス85度Cまで周波数温度補償した。周波数精度も水晶振動子の3次曲線を近似曲線で温度補償するためプラスマイナス2.0ppmの温度補償精度を確保した。AFC機能対応。230度C十5秒のリフローハンダ対応。 ▽出力周波数は16.800/19.200/19.680/19.800Mヘルツ▽周波数安定度プラスマイナス2.0/プラスマイナス2.5ppm(対温度範囲)プラスマイナス0.2ppm(対負荷)プラスマイナス0.1ppm(対電源電圧)▽周波数経年変化プラスマイナス1.0ppm/年▽出力電圧0.8Vp-p(10KΩ/10ピコF)▽消費電力2.0ミリA。 |
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