200520_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月20日 |
200520_02 |
TDK |
受動部品 |
フィルタ |
自動車機器用 |
3225サイズの車載イーサネット用コモンモードフィルタ
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TDKのコモンモードフィルタ |
TDKは、車載通信ネットワークのノイズ対策部品の製品ラインアップを拡充している。ADASをはじめ、映像系など高速化に対応。新たに車載Ethernet1000BASE-T1用コモンモードフィルタ 「ACT1210G」シリーズを開発した。当初月産10万個を見込み量産を開始した。サンプル価格は150円/個。
新製品は、車載Ethernet1000BASE-T1用の車載Ethernetに関する標準化団体・OPEN Alliance規格に準拠し、車載Ethernet通信において、重要なSパラメータの良好な特性を実現した。Sパラメータは、散乱(Scattering)パラメータ。回路に入力された信号電力に対する反射や伝送の程度を表している。
厳しい要求に対応し、良好な特性と高品質、高信頼性を実現したのは、独自の巻線方式を採用しながらも、高精度自動巻線器を導入して一貫自動化ラインでの製造プロセスを用いたことによる。
しかも、現在普及している車載通信規格のCAN-BUS、Flex-Rayなどに使用されているコモンモードフィルタの外形サイズは4.5×3.2ミリメートルサイズが主流だが、ACT1210Gシリーズは3.2×2.5ミリメートルサイズと小型化を実現した。車載ネットワーク通信の高速大容量化が進むと同時に、安全支援システムに用いられる車載カメラの基板は、高密度実装により小型化が図られており、省スペース化に貢献する。
また、外部電極端子には、めっきではなく金属フレームを用いることで高耐熱化を実現し、マイナス40-プラス125度の高温環境で使用することができる。
今後は、さらなる使用温度範囲の拡大や高速通信対応などラインアップの拡充を図り、多種多様な車載用機器設計に対応していく考えだ。
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