IoT実証実験などで使用できる環境センサーボード「RIOT-001」

RIOT-001

　リコー電子デバイスは、IoT実証実験などで使用できる環境センサーボード「RI0T-001」のサンプル出荷を開始した。

　同環境センサーボードは温・湿度、気圧、照度がモニターできる。ブルートゥース・ロー・エナジー（BLE）を使って送信されるこれらの情報　（5秒間隔）を、専用のアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末に表示できる。

　同社のエナジーハーベスト用、超低消費電流、低ノイズの各電源ICを搭載。IoTエッジ端末で要求される自立発電・電池の長寿命化・高精度を実現。サイズは25×25ミリメートル。サンプル価格は1万9800円。

　また、環境センサーボードと同時にコイン電池ボード「RI0-C01」も発売する。CR2032を搭載したコイン電池ボードを環境センサーボードに取り付けることで、5秒間隔BLE通信で約1年半稼働する。

　エナジーハーベスト用の降圧DC/DCコンバータを用いて、太陽電池から電力を取り出し、二次電池に充電する。

　二次電池には、ニチコン製の小型リチウムイオン二次電池SLBシリーズを搭載。フル充電された二次電池で、約20時間稼働し続ける（目安）。

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