200124_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月24日 |
200124_01 |
日本航空電子 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
欧州規格CCSタイプ2に準拠したEV急速充電用コネクタ
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航空電子の欧州規格「CCSタイプ2」対応 EV急速充電用コネクタ |
日本航空電子工業は、電気自動車(EV)急速充電用コネクタの品ぞろえを拡充する。同社は欧州で普及が進むEV急速充電規格「CCSタイプ2」※に準拠した充電用コネクタ「KW04シリーズ」を開発し、一般販売を開始した。既に量産中のCHAdeMO規格準拠製品と合わせ、EV充電用コネクタ「KWシリーズ」を提供していく。
欧州規格 「CCSタイプ2」に準拠
近年、地球温暖化対策の一環として、自動車の排ガス規制が強化されており、より環境負荷の小さいEVの市場が拡大している。欧州でもEVの普及進展に合わせ、充電インフラの整備が急ピッチで進められている。同社は、こうした欧州市場の需要に対応するため、欧州の急速充電規格CCSタイプ2に対応したケーブル付き充電コネクタ「KW04シリーズ」を開発し、販売開始した。
今後、EVの普及に伴って急速充電器の利用頻度が高まり、充電コネクタが保証耐久回数に達するまでの期間が短くなることが想定されている。耐久回数に達した充電コネクタは交換する必要があるが、KW04シリーズはケーブルごと交換する必要がなく、急速充電器に取り付けられた状態で充電コネクタの嵌合部のみを交換可能な構造を実現した。
二重の絶縁構造
安全性への配慮として、コネクタ内部で活電部を防水保護する二重絶縁構造とすることで、不測の事態によって外装が損傷を受けた場合でも、水の侵入による短絡が生じない構造とした。
こうした特徴により、KW04シリーズは交換に伴う時間と費用を削減し、同時に高い安全性を実現している。欧州連合安全基準を満たしてCE認証を取得しており、顧客に安心して使用してもらえる製品。
主な特徴は、急速充電規格CCSタイプ2に準拠。CEマーキング(IEC62196-3適合、認証機関=テュフラインランド)。嵌合部交換可能な構造で、コネクタ内部で活電部を防水保護した安全設計。耐環境性の高い材料を使用した高信頼設計。
一般仕様は、定格電流は電源150A/200A、信号2A。定格電圧は電源DC1000V、信号AC30V。極数は電源2極、アース1極、信号2極。絶縁抵抗5MΩ以上(近接コンタクト間DC1000V電圧印加時)。耐電圧AC3000V/1分間。耐久回数1万回。挿入力100N以下。使用温度範囲マイナス30-プラス50度。
同社のKWシリーズの製品ラインアップはこのほか、急速充電用の「KW1」(CHAdeMO Ver1.2)、V2H、V2G、中速充電用の「KW02」「KW03」(CHAdeMO Ver1.2 V2HガイドラインVer2.1)をそろえている。
※CCS コンバインド・チャージング・システム。CharIN e V.(チャージング・インターフェイス・イニシアチブ)が標準規格として提案する充電方法。
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