車載用ディーゼルエンジンの尿素SCRシステム向け尿素用センサー

タイコエレクトロニクスジャパンの尿素用センサー

　タイコエレクトロニクスジャパン（川崎市高津区）は車載用の尿素用センサーを販売開始した。欧州尿素ＳＣＲシステム市場で、ナンバーワンを誇る尿素用センサーの国内市場向け販売を開始したもの。

　同センサーはディーゼルエンジンの尿素ＳＣＲシステムに最適化された尿素用センサー。圧力、レベル、品質、温度用の４タイプをラインアップ。各センサーの計測精度や感度は要求仕様に合わせてカスタマイズでき、システムへの組み込みもスムーズに行える。

　同社グループは、尿素ＳＣＲシステム向け尿素センサーの累計出荷数が１５０万ユニットを超え、欧州市場でトップシェアを確保。高い信頼性がワールドワイドで評価されている。

　複数センサーを一体化したコンボタイプもラインアップ。ユニットの小型軽量化やアセンブリ対応など、各種カスタマイズにも対応できる。小型車両や乗用車向けユニットへの展開もフレキシブルに対応できる。

　ＴＥでは同センサー以外にもポジション、ストローク、湿度、圧力など、様々な種類のセンサーをラインアップしている。