160512_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月12日 |
160512_03 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
常時オンの電子機器向け超低暗電流(IQ)のサージ・ストッパ
リニアテクノロジーは自動車用、産業用、および航空電子機器の4−72Vの常時オン電子機器向けにコンパクトな過電圧および過電流保護機能を提供する、超低暗電流(IQ)のサージ・ストッパ「LTC4380」の販売を開始した。
新製品にはオプションが四つある。LTC4380−1と同4380−2はクランプ電圧をピンで選択可能に対し、同4380−3と同4380−4ではクランプ電圧を入力のツェナーダイオードを使って設定する。
フォルトの発生後、LTC4380−1と同4380−3はMOSFETをラッチ・オフするが、同4380−2と同4380−4は0.1%のデューティ・サイクルで自動的にオンする。
LTC4380は0−70度のコマーシャル温度範囲、マイナス40−85度のインダストリアル温度範囲、マイナス40−125度の車載温度範囲で仕様が規定されており、10ピンMSOPおよび3×3ミリメートルDFNパッケージで供給。
1千個時の参考単価は2.48ドルからで、製品サンプルおよび評価ボードは同社Webサイトまたは販売代理店各社経由で入手できる。
LTC4380は大型のインダクタ、コンデンサ、トランジェント電圧サプレッサ(TVS)、ヒューズで構成される従来のシャント回路を、シンプルなICと直列NチャネルMOSFETのソリューションで置き換えて、基板面積を削減し、トランジェント電圧または電流サージが発生している間も動作を継続することができる。
MOSFET定格までの入力過電圧から後段の電子部品を保護するとともに、出力過負荷から電源を保護。このデバイスの消費電流は通常動作時にわずか8μA、シャットダウン・モードで6μAと少ないのでバッテリ動作時間とスタンバイ時間を延ばす。消費電流が少なく、デバイスの電源ピンに大きなフィルタ抵抗を接続できるので、自動車のコールドクランクや100Vを超える過電圧トランジェントが発生した場合も動作可能。
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