160126_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月26日 |
160126_02 |
SMK |
ユニット |
入力・出力ユニット |
移動体通信機器用 |
0.7ミリの低背化実現のウエアラブル機器向け極小NFCアンテナ
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金属筐体の時計に搭載された
NFCアンテナのデモ |
SMKはウエアラブル機器向け製品の提案に注力している。グローバル市場への発信基地としてデザイン活動が盛んな北米市場での取り組みを強化し、さらなるビジネス拡大を目指す。
今月初旬に米国・ラスベガスで開催されたCES2016にも出展し、FPCコネクタはじめ小型スイッチ、アンテナなどを紹介した。
幅広く出展された製品の中でも特に注目を集めたのが極小NFCアンテナ。0.7ミリメートルの低背化を実現し、マイクロSDカードやスマートカードにも実装することができる。マイクロSDカードに内蔵することで、スマホなどにNFC機能を後付けすることも可能だ。
同製品は金属に強く、金属面に実装しても通信が可能。従来、NFCは金属面に張り付けると読み込みができず、金属対応を施す必要があった。金属対応を不要にしたことで設置場所を選ばず、幅広い用途への提案が可能となる。会場では金属筐体の時計に同製品を実装したデモを紹介した。
このNFCアンテナはスロバキアのロゴモーション社と昨年5月に設立した合弁会社で技術開発を進めている。16年中には量産開始を予定。アンテナ単体のほか、マイクロSDカードタイプの量産を予定している。
このほか、CESでは自動車向け製品も数多く紹介。タッチパネルや車載カメラモジュール、各種コネクタなど展示。北米市場でもADAS(先進運転支援システム)の開発が本格化しており、搭載数の増加が見込まれる車載カメラモジュールの拡販に注力する。
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