151111_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月11日 |
151111_01 |
オムロン |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
高精度に地震検知できる世界最小クラスの感震センサー
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オムロンの世界最小クラスの感震センサー |
オムロンは高精度に地震検知できる世界最小クラスの感震センサーを開発し、16年1月から販売を開始する。生産はオムロンスイッチアンドデバイス倉吉事業所で行う。18年度までに累計50万個の販売を目指す。
MEMS3軸加速度センサーと独自のSI値演算アルゴリズムを採用し、演算負荷を低減することで回路の小型化、低消費電力化を実現した。センサー外形寸法11.4×9.8ミリメートル。
地震の揺れの大きさを表す震度階級とも相関性の高いSI値を用い、震度5強相当以上の揺れを高精度に判定できるため、装置や設備の停止用に使用できる。従来の鋼球式感震器と同等の動作を行う感震出力端子(INT1)を装置して鋼球式感震器との互換性を確保した。
I2Cインターフェイスを装備。外部からの通信により地震判定のしきい値などセンサーの各種設定変更やSI値などセンサ―内の地震関連情報の取得も可能。感震センサーをネットワーク化して地震による建物などの被害状況の把握も可能。地震発生後の復旧対策にも使える。表面実装可能な世界最小クラスのサイズと高精度地震検知を実現した。
オムロンは内蔵した鋼球が地震により設定値以上の加速度で動くことで検知する鋼球式感震器を長年開発、生産し、燃焼機器や製造設備などで採用されている。今回の感震センサーは感震器のラインアップの強化として地震検知ニーズに応えていく。
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