電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月22日 151022_01 オン・セミコンダクター 半導体素子 イメージセンサー 自動車機器用

LEDフリッカ抑制技術搭載230万画素CMOSイメージセンサー


ピュロヒット・マネージャー

 オン・セミコンダクターは21日、革新的なLEDフリッカ抑制(LFM)技術を搭載した新たな2.3メガピクセルのCMOSイメージセンサー「AR0231AT」を発表した。

 新製品は1080ピクセルのHDR(ハイダイナミックレンジ)動画をキャプチャ可能。システムのASILレベルBをサポートするなど様々な機能を備え、車載ADAS(先進運転支援システム)アプリケーションに最適だ。

 LFM技術は交通標識や自動車のLEDライトにより、高い頻度で発生するLEDフリッカを除外し、交通標識認識アルゴリズムをあらゆる環境光条件下で動作させることができる。

 1/2.7インチ(6.82ミリメートル)光学サイズと最新の3.0マイクロメートルBSI(裏面照射型)ピクセルを使用することで、高感度と低い暗電流を実現。1フレーム最大4露光によるHDRキャプチャで120デシベル以上のダイナミックレンジと優れたノイズ性能で提供する。

 複数の車載カメラを持つ車載アプリケーションでの実装を容易にするため、マルチカメラ同期をサポート。動作温度範囲はマイナス40―プラス105度Cで、AEC―Q100規格に完全に準拠している。

 パッケージサイズは11×10ミリメートル。現在サンプル出荷中で、16年からの量産開始を予定している。

 イメージセンサー・グループで自動車担当のナライヤン・ピュロヒットマネージャーは「搭乗者と歩行者の安全のためにADASは必要不可欠。将来の自動運転実現を見据えるとADASとカメラ技術はより重要となり、ほかの技術との融合が進むだろう。新製品はフリッカ・フリーやHDRを実現し、歩行者や交通標識の検知精度を上げ、自動運転の実現に貢献する」と話す。


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