151006_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月6日 |
151006_01 |
オムロン |
ユニット |
センサーモジュール |
自動車機器用 |
高い認識性能の安全運転用小型車載前方監視センサー
|
オムロンの車載用前方監視センサー「ライカム」 |
オムロンは世界最高クラスの高い認識性能で安全運転を支援する小型の車載用前方監視センサ「LiCam(ライカム)」を開発し、18年の量産を目指す。
赤外線レーザーで30メートル先の四輪車両を検知できるオムロンのLidarと、韓国現代モービスのCMOSカラーカメラをモジュール化した。製品サイズ100×100ミリメートル。道路上の白線や道路交通標識、歩行者、自動車、バイク、自転車などの対象物に対し、高い認識性能を実現した。
レーザーの反射光を横方向と縦方向に分割した多分割受光素子でセンシングすることで、対象物までの距離を正確に検知できる。夜間や逆光などカメラ単体では物体認識が困難な状況でも、対象物を確実に検知することが可能。認識が困難な壁や湯煙なども確実に検知できる。多分割受光素子に対応した新開発の信号処理用ASICを採用し、部品点数を削減。高感度化、高集積化して小型で普及しやすい製品価格で提供できる。
オムロンは25年以上前からメカニカルスキャン方式のLidarを製品化し、販売してきた。今後、Lidar開発で培った物体認識技術を高性能、ローコストの電子スキャン方式に生かし、より高精度な前方監視センサーを開発するなど、自動ブレーキ搭載車の物体検知用センサーのニーズに応える。
|