150903_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
150903_02 |
SMK |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
自動車機器用 |
偏光サングラスに対応の静電容量式タッチパネル
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SMKの偏光サングラス対応静電容量方式
タッチパネル |
SMKは2日、偏光サングラス対応の静電容量方式タッチパネルを開発し、受注活動を開始したと発表した。
偏光サングラスを掛けたドライバーがカーナビやセンターコンソールなどのディスプレイを見る角度によって、画面が真っ黒になるブラックアウト現象や虹模様が発生し、安全性に影響が出る場合がある。
新製品は、カバーパネルとタッチパネルを貼り合わせた構造に独自のプロセスを追加することで、偏光サングラス越しで360度あらゆる角度で見てもブラックアウト現象や虹模様の発生を抑えることを可能とした。従来の主な対策方法であった位相差板を使った偏光サングラス対応タッチパネルで見られる画面の色付きについても低減することに成功した。
同社は静電容量方式タッチパネルでは、既にガラス1枚のG2、フィルム2枚のF1F、ガラス2枚のG1G量産が可能となっており、今回の開発品を加えることで、高付加価値製品レパートリを拡充する。
特徴は、静電容量方式タッチパネルに偏光サングラス対応機能を付加。偏光サングラス越しで360度あらゆる角度で見てもブラックアウト、虹模様がない。位相差板を使った偏光サングラス対応で発生する色付きも低減している。
用途は、カーナビや車載用センターコンソールなど。生産は、フィリピン工場で月産10万台(7インチ換算)を計画する。
主な仕様は、読み取り方式は静電容量方式(投影型相互容量式)。入力荷重は0N。指入力。使用温度範囲マイナス30―プラス85度。保存温度範囲マイナス40―プラス95度。透過率90%以上(ARなしの場合)。反射率6%以下(ARなしの場合)。
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