150716_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月16日 |
150716_01 |
ラピスセミコンダクタ |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
920MHz帯無線通信機能付き超省エネのマイコンボード
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ラピスセミコンのマイコンボード
「ラズライト
Sub─GHz」 |
ロームグループのラピスセミコンダクタは、920メガヘルツ帯無線通信によるセンサーなどのデータ送受信が簡単に行える920メガヘルツ帯無線通信付きマイコンボードを開発した。各種センサーデータを簡単に無線通信できるIoT構築プロトタイプマイコンボード「Lazurite Sub―GHz」として7月からインターネット商社経由で販売を始めた。市場価格6980円(税別)。
Lazurite Sub―GHzは、ラピスセミコンダクタの16ビットローパワーマイコン「ML620Q504」(動作周波数16メガヘルツ)を搭載したArduino互換の電子工作向け超省エネマイコンボード「Lazurite Basic(ラズライト ベーシック)」に、同マイコンボード用に最適化したロームの920メガヘルツ帯無線通信モジュール「BP3596A」を装着した。
数百メートルのデータ送受信が可能な920メガヘルツ(IEEE802.15.4e/g準拠)の無線データ送受信を無線の知識がなくても数行のプログラム作成で簡単に実現できる。Lazurite Sub―GHz同士の相互通信のほか、マイコンボードのラズベリー・パイを920メガヘルツ無線のゲートウエイにすることができるラズベリー・パイ拡張ボード「Lazurite Pi Gateway」(ラピスセミコンダクタで開発、7月発売予定)を使って、複数のLazurite Sub―GHzのデータを同拡張ボードに集めてインターネット経由でクラウドに送信できるIoTシステムの構築が可能。
Lazurite Sub―GHzをセンサーにつないでセンサーのデータを送信するローパワー送信機(センサーノード)として、Lazurite Pi GatewayをLazurite Sub―GHzから送信されるデータを受信する受信機(ゲートウエイ)として使用するIoTのプロトタイプキットの提供も行う。
Lazurite Sub―GHzはチップワンストップ、コアスタッフで既に販売を開始。アールエスコンポーネンツでも8月以降に販売する。年間数万台の販売を見込んでいる。Lazurite Pi Gatewayもこれら3社で販売する。
6月25日発売の「Lazurite Basic」購入者に、ロームで920メガヘルツ帯無線通信モジュールの提供を個別対応する。
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