150204_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月4日 |
150204_02 |
多治見無線電機 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
非破壊検査協会規格適合ひずみ測定用小型丸型コネクタ
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多治見無線のひずみ測定用小型丸形
コネクタ「NDISコネクタ」 |
多治見無線電機(東京都渋谷区)は日本非破壊検査協会規格「NDIS4109」に制定された、ひずみ測定用の小型丸形コネクタ「NDISコネクタ」を開発した。従来品(NDIS4102規格対応PRC03シリーズ)と比較し、大幅な小型化を図るとともに、センサー情報などの拡張性を考慮した製品。今月からサンプル出荷開始し、3月からの量産開始を予定。
NDISコネクタは、ひずみゲージの入出力用などの用途向けに開発したもの。同社は以前から、ひずみ測定用丸形コネクタで高い実績を持っており、従来規格NDIS4102対応の「PRC03シリーズ」は定番製品として広く採用されている。
同協会が新たな規格を制定するに当たり、同社は数年前からひずみ測定用コネクタの新製品開発に取り組み、今回、新規格のNDIS4109に制定された小型丸形コネクタの開発を完了した。
NDISコネクタは小型軽量化に対応する製品として開発され、同社従来品のPRC03シリーズプラグとの外径比約3分の2、重さ約3分の1を実現。接続方式は従来同様、操作性に優れたプッシュプル方式。センサー情報などの拡張性を考慮し、コンタクトを2本追加して9極とすることで、TEDSなどを接続できる。高耐熱のPPS樹脂を採用している。
TEDSは、センサーのアナログ信号とデータシートのデジタル信号を併せて使えるように考えられたもの。NDISコネクタはTEDSに準拠したIDチップを内蔵可能で、IDチップ内にはメーカーコードやセンサー情報、校正データなどを設定できる。
用途は、ひずみゲージなどの計測器を中心に、医療機器など多様な機器に提案。販売は国内に加え、海外(欧州など)への提案も視野に入れる。
仕様は定格電圧AC100Vrms(DC140V)以下。定格電流1A以下(1コンタクト)。耐電圧AC300Vrms(1分間)。使用温度範囲マイナス40―プラス85度。繰り返し動作1千回。
▽ひずみゲージ
機械的な寸法の微小な変化(ひずみ)を電気信号として検出するセンサー。
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