141023_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月23日 |
141023_01 |
NECトーキン |
電子材料 |
誘電体・絶縁体 |
一般産業用 |
中波帯に最適な高インピーダンスのケーブルノイズ対策用リングコア
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NECトーキンのノイズ対策用リングコア |
NECトーキンはノイズ対策用リングコア「ESD―R―SRシリーズ」を開発した。パワーコンディショナ、エアコン、業務用複合機、HEV/PHV、産業機器などで使用されているケーブルのノイズ対策用として販売している。
この製品は、高透磁率、高抵抗のノイズ対策用フェライト材「S15H」を使用。従来のフェライト材に比べて、インピーダンス値を約40%高めており、特に中波帯対策に適している。
大口径リングタイプの設計で、ハーネス上の輻射の伝導ノイズ抑制に効果を発揮する。形状はφ31×14.9ミリメートル、φ38×12.7ミリメートル、φ47×15ミリメートル、φ57×20ミリメートルの4サイズ。
同社はこれまで、ノイズ対策用フェライトコアとして「ESDシリーズ」を販売してきた。Ni−Zn系とMn−Zn系の2種類のフェライト材料を使用。
Ni−Zn系はFM帯を中心としたメガヘルツ帯、Mn−Zn系はAM帯を中心としたキロヘルツ帯で実績を伸ばしてきた。全てRoHS指令に対応する。
対策用途としては伝導・不要輻射対策用、低周波帯、高周波帯、それぞれに適した特性を有する製品を用意。
外形ラインアップは、ケーブルを束ねて通せる非分割タイプ、後付け対策がしやすい分割タイプ、ビーズタイプと3種類を用意。ケーブル皮膜への傷、絶縁が気になる場合には塗装付きコア。キャップ付きコア、ケーブルを固定したい場合は固定用カバー付きコア。また、ケーブルのタイプも丸ケーブルタイプ向け、フラットケーブルタイプ向け、それぞれに対応する。
また、電子機器の設置環境の多様化に対応して、高耐熱・ケーブル保持機能付きの製品も投入している。
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