140915_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月15日 |
140915_01 |
富士通コンポーネント |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
伝送速度3.2ギガbpsのDDR4メモリーモジュール用288極DIMMソケット
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富士通コンポのDDR4メモリーモジュール用
288極DIMMソケット |
富士通コンポーネントは、DDR4メモリーモジュール用288極DIMMソケットを開発し、今月からサンプル供給を開始する。
データの大容量化・高速化に伴い、伝送速度3.2ギガbpsのDDR4がJEDEC(ソリッド・ステート・テクノロジー・アソシエーション)により規格化された。従来のDDR3メモリーモジュールの後継として、DDR3の2倍の伝送速度に対応する。DDR4は、サーバーやスイッチなどを皮切りに採用が検討され始めている。
同社は、DDR4メモリーモジュールに対応する288極DIMMソケット「FCN―074B/078B形」を開発し、今月から順次サンプル供給を開始する。
同コネクタは、JEDEC規格MO―309のメモリーモジュールVariationA/B両方に適合するソケットコネクタ。端子形状はサーフェイスマウントとスルーホール。スルーホールタイプは、実装する基板の厚みに合わせ、2.67/3.18/4.0ミリメートルの3種類の端子長さを系列化する。
同コネクタの特徴は、同社DDR2/DDR3メモリーモジュール用コネクタにも採用している独自の2点接触構造。DDR4メモリーモジュール基板との電気的接触部には二つの接点を持ち、第一の接点が付着した異物をこすり落とす構造となっている。
万一、粉じんやフラックスが一方の接点に付着しても、もう一方の接点で接触を保つことができ、接触信頼性が大幅に向上する。接点の表面処理には、耐腐食性、耐摩耗性に優れた同社独自の金めっき「PAGOSめっき」を採用している。
サーバーやスーパーコンピュータ、通信計測機器、事務機器など、高速かつ高信頼性が求められる装置のDRAMメモリーモジュール接続に適している。オープン価格。
▽JEDEC
米EIA(エレクトロニック・インダストリアル・アライアンス)の半導体技術の標準化を行う機関。
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