140807_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月7日 |
140807_01 |
TDK |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
35A/100Aの大電流用デジタルDC-DCのPOLコンバータ
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TDKのPOLコンバータ
(左が35A機種、中央が60A機種、右が100A機種) |
TDKはTDK−Lambdaブランドの大電流デジタルDC―DCコンバータ「iJBシリーズ」を大幅に拡充する。POL(ポイント・オブ・ロード)コンバータとして4月から最大出力電流60A機種をサンプル出荷した。新たに35A機種を対象にカスタムで対応していることに加え、10月からは100A機種のサンプル出荷を開始する。量産は15年4月を予定。IAサーバー、ルーター、スイッチなどのICT関連機器を中心に提案していく。
ICTインフラ装置では、情報量の増大に伴う処理能力の改善、高速化が求められ、内部に使用される半導体デバイスの低電圧、大電流、高速化が急速に進んでいる。それに伴い、同デバイスに電力を供給するDC―DCコンバータにも同様に大電流化が求められている。
5月から量産を開始しているiJBシリーズは、60Aの電流を出力可能でありながら、実装面積1平方インチという業界トップクラスの電流密度を実現。また、部品最適化による高効率の達成により、高温環境下でも大電流の出力が可能だ。そのため、中間電圧から半導体デバイスに必要な電圧へ変換する大電流出力のPOLコンバータとして高く評価されている。
新たに35Aと100A機種を追加するのはサーバー、ルーター、スイッチなどにおけるPOLコンバータとしての出力電流の多様化ニーズに対応するもの。35A機種はサイズが22.9×9.7×12.7ミリメートル。100A機種は35×11.4×28ミリメートル。
▽POLコンバータ
マイクロプロセッサやDSP、FPGAといったLSIのすぐ近くに配置するDC―DCコンバータのこと。日本語では負荷端コンバータ、もしくは負荷点コンバータと表現されることが多い。 |