140523_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月23日 |
140523_02 |
ハネウェル |
半導体素子 |
光半導体 |
一般産業用 |
バッテリ駆動デバイス向け超低消費電力の磁気抵抗センサーIC
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ハネウェルの「ナノパワーシリーズ」 |
ハネウェルは、超低消費電力を実現した磁気抵抗センサーIC「NANOPAWER(ナノパワー)シリーズ」を発表した。
新製品は、業界初となる超低消費電力=ナノパワーを実現した異方性磁気抵抗センサーIC。消費電力310nAの省電力製品で、ほかの低消費電力タイプ製品(3μA以上)と比較して10分の1以下の消費電流を実現するとともに、ホール効果センサーと比べて2倍以上の高感度を実現している。
同ICは、リードスイッチより小型かつ高耐久性および高信頼性で、同等の感度を同程度のコストで提供する。非常に低い電力条件やエアギャップなどのニーズを満たす必要から、これまでリードスイッチのみが使用可能だったバッテリ駆動デバイス用途に適している。
高い感度性能により、ホール効果センサーが検知可能な距離の2倍のエアギャップを検知できる。顧客の最終製品設計の柔軟性を向上し、小型で低強度の磁石を活用できるため、製品設計におけるコストダウンにも貢献する。
これらの特性によって「ナノパワーシリーズは、ホール効果センサーやリードスイッチの利点を全く損なうことなく、さらなる利点を提供できる」とハネウェルジャパンの浅田良憲セールスマネージャーは話す。
用途は水道/ガス/電気メーターやセキュリティシステム(ドア/窓開閉アラームなど)、白モノ家電のドア/ふた開閉検知、ノートPCやタブレット端末、コードレススピーカなどのバッテリ駆動製品など、多様な用途を想定している。
製品ラインアップは(1)超高感度「SM351LT」(標準7ガウス 駆動、最大11ガウス 駆動)(2)高感度「SM353LT」(標準14ガウス 駆動、最大20ガウス 駆動)の2種類の磁気感度を用意している。
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